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C.N

市場のトレンドをつかみ
未経験の技術やツールにも積極的に挑む

ソリューション事業本部

データマネジメントサービス統括部 担当課長代理

C.N

Profile

2019年入社。情報工学科を卒業後、異業界の営業職を経て、システム開発会社に転職。15年在籍し、後半は管理職としてマネジメントに携わる。今後も長くIT業界で働き続けることを考え、経営の安定性や待遇面の改善などを考慮して転職活動を行い、これまでの開発経験やマネジメント経験が生かせることからTDCソフトへの入社を決める。

経験者不在の技術を習得し、チームを組成

現在、私は半導体製造装置メーカーのSAP ERPのデータを可視化する大型のプロジェクトに参画しています。大手SIerのお客さまが率いるプロジェクトの中で、TDCソフトとしては帳票に出力するレポートの作成を担当。このプロジェクトはデータマネジメントサービス統括部の中でも大規模なものであり、私は立ち上げ当初から携わり、現在は15名以上のメンバーが参加するチームのマネージャーを担当しています。
このプロジェクトの特徴のひとつは、SAP標準機能ではなく、お客さまである大手SIerによる独自のソリューションを用いたアドオンの開発を行うということです。独自のソリューションであることから基本的に経験者はおらず、私も含めて、まずは数人でソリューションの知識を身につけるところからスタートすることになりました。その後も、経験者がいない中でも人員をアサインし、個別に教育したり、チームとして機能する仕組みを整えたことで、順調にプロジェクトを進められるようになりました。経験者がおらず学習障壁が高い中でも柔軟に対応し、チームを作り上げた点はお客さまからも高く評価していただきました。

新しい技術やツールにもフットワーク軽く対応

私は自分自身の技術スキルについて、突出したものは持っていないと自己分析しています。ただし、その時に求められているもの、新しい技術などに関しては関心を持って前向きに取り組めるタイプです。現在のプロジェクトで用いている独自のソリューションもそうですが、データマネジメント関連分野ではSnowflakeやTableauといった新しい技術やツールが次々と登場しており、ひとつのものに固執せずにフットワーク軽く対応していくことは、今後もエンジニアとしてキャリアを積んでいく上で必要な資質であると思っています。
また、突出した技術はないと言いながらも、マネジメントについては前職の経験もあり、一定の自信は持っています。マネジメントにおいて私が心掛けているのは、お互いに助け合える環境の重要性です。一人ですべてのことをこなせる人はいないので、些細なことでも相談しあえる環境であることは、チームの力を強くします。特に大半のメンバーが在宅勤務という今の環境では、意図的に私が橋渡しをするなどして、チーム内のコミュニケーションがスムーズに進む工夫をしています。

様々な人が受け入れられ、活躍しやすい風土

TDCソフトは事業規模もある程度大きく、様々な業界のシステムを手掛けていることから、いろいろなレベル、レイヤーの人を受け入れられる土壌があります。個人のスキルや特性に合わせたプロジェクトに配置してもらえることで、活躍しやすい環境になっています。
また、社員の教育に力を入れているのもTDCソフトの特徴です。以前、新入社員のメンバーをプロジェクトで受け入れた時のことですが、その社員の素養の高さもさることながら、チームメンバーたちは教育のロードマップを一生懸命に考えてくれました。私自身も転職してきて印象的だった点ですが、TDCソフトには新しいメンバーを仲間として受け入れてくれるマインドが根付いています。
今後、私自身のキャリアの目標としては、あえて明確に設定していません。自己分析の話とも通じますが、会社や部門が私に求めることにしっかり応えていきたいと思っています。自分がやりたいことよりも、ニーズが高まっている技術、部門として注力する分野などに対応していく方が、価値も発揮でき、結果として自身のキャリアも広がっていくのではないでしょうか。そして、会社や部門の成長にも貢献していきたいと考えています。