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T.S

育児との両立に奮闘してきた経験から
新しい管理職のあり方を提示したい

ソリューション事業本部

ソリューションサービス統括部 担当課長代理

T.S

Profile

情報工学科卒業。2001年新卒入社。SIerを中心に就職活動を行い、転勤がない独立系の企業で、かつ面接担当者の人柄が良かったTDCソフトに入社。2004年に出産し、11カ月の産休・育休後に復帰。2022年度から担当課長代理に。

人材のアサインを改善する新たなチームをマネジメント

私が所属しているビジネスソリューション部ではSeriviceNowやBoomi、Qlikなどのソリューションを取り扱うプロジェクトや保守業務を主に行っていますが、小型のプロジェクトも多いことから、複数のプロジェクトを兼任しているメンバーが多くいます。当社に限ったことではないと思いますが、人材の最適なアサインは大きな課題となっています。 このような状況を受け、私が全体管理を任されているチームでは、チーム内にメンバーをプールして、固定メンバーではなくチームとして複数のプロジェクトを対応する新しいアサインのモデルを推進しています。また、クラウドサービスの新機能の調査など、固定のプロジェクトに深く入っていると手がつけにくい研究開発的な役割も担っています。 このチームでは、アサインの効率化はもちろんのこと、人材育成やソリューション知識の教育にも力を入れています。スキルが不十分な若手メンバーもプロジェクトを通してスキルを磨くことができ、若手以外のメンバーや社外のパートナーもトレーニングを通じて新しいソリューションの知識を習得することが可能です。

育児しながら働ける環境は、以前より進化している

私は入社4年目の頃に出産し、育児と両立しながら、現在の部門でキャリアを積んできました。今より少なかったとはいえ、当時も育児中の女性社員はおり、同僚の家や会社のイベントに子どもを連れて遊びに行ったり、子どもを通じて違う部署の社員とも仲良くなったりしたものです。 とはいえ、仕事と育児の両立は本当に大変でした。当時は難易度の高いプロジェクトに携わっており、仕事を諦めそうになりながらも、なんとか現場での仕事を続けてくることができました。育児と両立しながらも働き続けることができたのは、上司が柔軟な姿勢でサポートしてくれたり、育児の苦労を理解してくれる社員がフォローしてくれたおかげでした。一方、小さな子どもがいても、それまでと変わらず責任のある仕事を任せてくれたことは嬉しかったです。
人間関係の良さや柔軟に対応してくれる姿勢は昔も今も変わりませんが、現在のTDCソフトの働く環境は、私が出産した頃と比べて大きく変わっています。制度面も改善を続けていますし、男性で育休を取得する人も増えてきました。実際にチーム内でも3人の男性社員が育休予定です。育児と仕事の両立は、私の頃よりはるかに実現しやすい環境になっていると思います。

管理職だからといって、人の何倍も頑張らなくていい

現在は管理職という立場でチームのマネジメントを行っていますが、私がTDCソフトに入社した頃、女性管理職といえば常人には真似できないようなハードな働き方をしているイメージでした。当時の私自身、自分にはとても無理だと思っていたものです。だからこそ、今私が女性管理職として周りの社員に見せていきたいのは、「自分にもできそうだ」と思ってもらえる管理職の姿です。 子どもを生んだら、仕事を辞めるか、人の何倍も頑張るかという二択は、多くの人にとって辛い選択肢だと思います。休日出勤や毎日遅くまで残業をしなくても、家族と一緒に夕ご飯を食べるゆとりを持ち、仕事を頑張っている。そんな管理職もあるのだと、私がロールモデルとして選択肢のひとつになれたら嬉しいですね。
今は、女性だけが育休を取得したり、キャリアを諦めたりするような時代ではありません。TDCソフトでは昔から業務における男女差がほとんどなく、むしろ現在は女性の活躍を推進しようとしています。意欲のある方にとっては活躍の場が豊富にある会社なので、男女を問わず、長く働き続けたいという方はぜひ入社していただきたいです。